「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」第20弾、洞爺湖~羅臼 もしあのとき、こうしていたら…

6月20日夜に放映された、テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」第20弾。その道中、「もし違う選択をしていたら……」という場面がいくつかありました。もしそこで別の決断をした場合、どうなっていたのでしょうか。

幸運に助けられたシリーズ最速記録?

 最終日の4日目、ゴールへ11時10分に到着というシリーズ最速記録は、ラッキーだった面があるかもしれません。

 3日目、一行が釧路駅前から乗車した根室交通の特急「ねむろ号」は、根室駅前バスターミナルへ定刻の16時13分より早く到着。16時10分発の納沙布岬行きに乗車できています(特急「ねむろ号」は釧路周辺を抜けると、あとは終点まで降車のみの扱い)。

 もし「ねむろ号」が定刻に到着していたら、次のバスは18時00分で、納沙布岬着は18時44分。そこで6分で記念写真を撮って折り返せば以降は番組と同じバスになり、最速記録達成が可能です。

 しかし納沙布岬で6分しかないと知り、翌朝の4日目に納沙布岬へ行くことにしたら、根室駅前バスターミナル発6時30分で、納沙布岬は7時14分着の9時55分発(駅前ターミナル8時20分発でも可)。根室駅前へ10時39分に戻り、10時59分発のバスで中標津ターミナル12時36分着。次は15時55分発のバスで目的地の羅臼到着は17時25分になり、最速記録達成はなりませんでした。

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納沙布岬のすぐ向こうはロシアが実効支配する歯舞群島。海上保安庁の巡視船が行く(2012年10月、恵 知仁撮影)。

 番組スタッフの想定がどの計画だったのかは分かりません。しかし、少なくとも本土最東端の納沙布岬で6分という慌ただしい時間を過ごすことなく「日本人のなかで一番東から」、西の空に沈むパックマンのような夕陽を眺めしみじみできたのは、「ねむろ号」が少し早く着いたおかげといえそうです。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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  1. 再度見たい放送日を教えて下さい 京都在住

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