世界の空港が回転寿司に? 外国人注目の日本グッズ

「寿司」は外国人にも人気の和食ですが、いま、ちょっと変わった「寿司」が外国人から注目を集めています。もしかすると世界中の空港が「回転寿司」になるかもしれません。

玉子とイクラが特に人気

 世界遺産に登録され、注目を世界中から集めている和食。なかでも寿司は広くそのシンボルとして定着し、多くの外国人がその味を楽しんでいますが、いま、ちょっと変わった「寿司」が外国人から人気です。

 その正体は、パルコが企画開発した「回転寿司スーツケースカバー」。寿司のネタが緻密に描かれたポリエステル製のカバーで、ケースの持ち手を折りたたみ、寿司柄を上にして置けば、どんなスーツケースでも巨大寿司に変身してしまいます。言うまでもなく、その寿司は食べられません。

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空港の手荷物受取場が「回転寿司」に(写真提供:パルコ)。

 ただ、スーツケースにカバーをかぶせる需要は大きくはないでしょう。それにこの「回転寿司スーツケースカバー」、見た目も派手です。「わざわざ買う人がいるのだろうか?」と思うかもしれませんが、これが想定以上のヒット商品になったのだとか。

 同社が2014年7月、第1弾のまぐろ、サーモン、玉子、海老の4種をオンラインで先行販売したところ、ネットを中心に話題を呼び、なかでも玉子は2日間で在庫切れに。この商品の開発に携わったパルコ新規プランニング部の鈴木美帆さんも、「予想以上に反響がありました」と驚きを隠しません。その後も販売は順調で、今年2015年6月には第2弾として、新たにサバ、タコ、イクラの3種が登場。現在はイクラが人気で品薄状態といいます。

 この「回転寿司スーツケースカバー」、パルコの鈴木さんによると「感覚値として半分ぐらいが外国人の方に売れています」とのこと。またそもそも「外国人向けの商品を」ということで開発したそうです。

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コメント

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1件のコメント

  1. 握ったスシをコンベアに直接乗せる回転寿司店なんて無いよ