陸自総火演、0.1秒にかける人々

見えてからでは絶対間に合わないマズルフラッシュ

 発砲の衝撃波を感じて、反射的にシャッターボタンを押しても無駄です(ついやってしまいますが)。たかだか秒速340mに過ぎない衝撃波が客席に到達するころには、とっくにマズルフラッシュは消えてしまっています。また、マズルフラッシュを見た瞬間にシャッターボタンを押しても間に合いません。視神経が感じとった光の情報が脳に伝達され、右手人差し指にボタンを押せという命令を筋肉へ伝達するまでに、0.2秒のタイムラグがあるからです。つまり発砲の0.1秒の瞬間を予測し、事前にシャッターボタンを押すという動作を行わないと、マズルフラッシュは絶対に撮影できません。

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92式地雷原処理車(奥)のロケットは非常に遅いので、音を聞いてからでも間に合う。初心者に優しい(2015年8月、関 賢太郎撮影)。

「そんなことが可能なのか?」と思われるかもしれませんが、そこが経験とテクニックの活かしどころです。そしてコツさえ掴めば、誰にでも撮影できるチャンスはあります。

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コメント

1件のコメント

  1. マズルフラッシュの撮影で連写って
    デジカメのせいで下手が増えただけの苦肉の撮影じゃない
    フィルムで射撃の撮影何度か有るけど大抵の撮影でマズルフラッシュと弾の写ってる写真撮ってだったけど、要はシャッタースピードや露出などテクニックで撮れてたのに機械に頼り過ぎなだけじゃ無いかな?