路線愛称は“総選挙”で決定 埼玉高速鉄道

埼玉高速鉄道が路線愛称を一般投票の“総選挙”で選ぶと発表しました。

公募から選んだ3候補で投票

 埼玉高速鉄道は2015年9月17日、同社の埼玉高速鉄道線の路線愛称を選ぶため、“総選挙”を行うと発表しました。

 埼玉高速鉄道線は、東京都北区の赤羽岩淵駅とさいたま市緑区の浦和美園駅を結ぶ14.6kmの路線。東京メトロ南北線、東急目黒線と直通運転を行い、「埼玉スタジアム2002」へのアクセス路線としても利用されています。今年で開業15年目を迎えました。

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東急線内を走る埼玉高速鉄道の2000系電車(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 今回の路線愛称“総選挙”は、候補3作品から一般の投票で1作品を選ぶ方式です。

 埼玉高速鉄道は今年4月30日から5月31日まで、路線愛称を公募しました。「埼玉県・川口市・さいたま市の地元に愛される路線を目指していること」「東京メトロ南北線と相互直通運転を行い、利便性が高いこと」を連想させるもの、という条件で行われ、1969件の応募があったといいます。

 そのなかから同社内で選考が行われ、最終候補となった「埼玉南北線」「埼玉スタジアム線(埼スタ線)」「埼スタメトロライン」の3つから、“総選挙”で路線愛称を決定します。

 投票方法は、埼玉高速鉄道線の各駅で配布する投票用紙に、自分が選んだ路線愛称の候補1作品と必要事項を記入。赤羽岩淵駅を除く各駅に設置した投票箱に投票するか、同社ウェブサイトの特設フォームからも投票できます。いずれの投票方法も、1人1回のみの受付です。

 投票期間は、9月24日(木)12時から10月7日(水)まで。投票者のなかから抽選で10人に1000円分のクオカードがプレゼントされます。

【了】

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