モンキーバンド、ウォッシュラック 哨戒ヘリから見た非日常の観艦式

自衛隊の観艦式、上空から眺めると、いったいどんな風景が広がっているのでしょうか。海自の哨戒ヘリSH-60K「シーホーク」に搭乗。その視点から見えた “非日常世界”をお伝えします。

哨戒ヘリコプター、その乗り心地は?

 SH-60K「シーホーク」は通常2名のパイロットと、海上監視のレーダーや、潜水艦を探知するための音響装置を操作する2名のセンサーマンで作戦を行いますが、人員輸送のための座席も備えており、今回は合計で9人が乗機しました。

 搭乗時、すでにエンジンは始動していました。そのため身体を屈め、中腰でローターブレードとの安全間隔を保ちつつ、エンジンの熱風と降下気流にさらされながら、機体に駆け寄ります。

 搭乗後、ほどなくして館山基地を離陸。我々が慣れ親しんだ飛行機とは違い垂直に上昇し、いったん低高度でホバリング(空中で停止すること)します。機が動かぬよう頻繁に姿勢制御を行っており、パイロットの「息遣い」が揺れとして感じられました。

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空撮取材機の4番機。カーゴドアに見える2名の乗員がカメラマン。筆者もこのような姿勢をとっている。観艦式の前日が富士山初冠雪だった(2015年10月、関 賢太郎撮影)。

 そして、いったん加速してしまえば乗り心地はほとんど飛行機と変わりませんが、今回は4機編隊の3番機に搭乗したため、先導機の作り出した気流の乱れ「後方乱気流」のなかに入ると、非常に強い振動が生じます。

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