新幹線との高い調和性が特徴 「ニューシャトル」新車

埼玉県内を走る新交通システム「ニューシャトル」が、「新幹線と調和性が高い」という新車を導入します。

新幹線と縁の深いニューシャトル

 埼玉新都市交通「ニューシャトル」に2015年11月4日(水)、新型車両2020系がデビューします。

「ニューシャトル」は、ゴムタイヤで走る「新交通システム」。大宮(埼玉県さいたま市)と内宿駅(埼玉県伊奈町)を結ぶ12.7kmの路線で、線路が上越新幹線と並んでいるのが大きな特徴です。新幹線建設に伴う地元への“見返り”として誕生した経緯が、その背景にあります。

 よって「ニューシャトル」は、新幹線と並んで走ることもしばしば。今回、「ニューシャトル」の既存車両を置き換えるため、新型車両の2020系を製造した三菱重工業は、「並走する新幹線との調和性も高い、より未来感のある外観デザインへと一新」したといいます。

「ニューシャトル」の新車2020系の外観と室内(写真出典:埼玉新都市交通)。

 この2020系の車体断面は、四角形ではなく六角形。こうすると車内を最も広くできるといい、三菱重工業によると「合理性と快適性を備えた上質な室内空間」に仕上げたとのこと。既存車両と比べ1両あたり1トン以上の軽量化も実現されているそうです。

 また埼玉新都市交通によると、同社の車両で初めて荷棚が設けられたほか、全体が均一に発光する「面発光LED照明」を採用したといいます。

「ニューシャトル」では現在、1983(昭和58)年の開業当初から使用している1000系車両の更新を進めており、今後順次、この新型車両2020系が導入される予定です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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