木更津、アジア初の「オスプレイ」整備拠点に

米軍・自衛隊の輸送機「オスプレイ」、その整備拠点がアジアで初めて、木更津に設けられます。

富士重工が陸自木更津駐屯地で整備

 防衛省は2015年10月30日(金)、陸上自衛隊が導入予定の新型輸送機V-22「オスプレイ」について、その整備拠点を陸自木更津駐屯地(千葉県)に設ける方針を明らかにしました。

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木更津駐屯地での整備が決まった米海兵隊のMV-22「オスプレイ」(写真出典:アメリカ海兵隊)。

 アメリカ軍が、沖縄・普天間飛行場に配備されている海兵隊のMV-22「オスプレイ」について、その定期機体整備を行う企業を選定する入札を実施。その結果、木更津駐屯地での整備を提案した富士重工業が整備企業に決定したことから、陸自が導入予定のV-22「オスプレイ」についても同駐屯地で整備する形です。

 防衛省によると、木更津駐屯地で「両国の『オスプレイ』を共通で整備できる基盤を確立していく方針」とのこと。「オスプレイ」の整備拠点は木更津がアジア初です。また木更津は、機体の日常的な整備ではなく、5年に1回程度行われる大掛かりな機体整備の拠点になります。

【了】

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