山手線新車E235系は何を目指すのか トラブル原因「INTEROS」の意味
次世代車両制御システム「INTEROS」とは?
E235系に搭載された次世代車両制御システム「INTEROS」は、車両が動くために必要なあらゆる情報を、各機器に伝送するシステムです。
たとえば、列車が加速するときはモーターに流す電気の量やタイミング、減速するときはブレーキの強さや停車位置の調整、さらに車内の空調制御や停車駅案内の表示など、それぞれの機器が様々な情報をやりとりしています。
また最近はスマートフォンの「JR東日本アプリ」で、山手線を走る列車の混雑状況や車内温度を知ることができますが、これも各種センサーが常に計測し、車内のコンピュータに情報を送っているのです。
各車両機器の高機能化や、乗客へのサービス機器の多様化に伴って、これらの情報量はどんどん増加し、従来の情報伝送システムでは処理しきれなくなってきました。そこで、新たに開発されたのが「INTEROS」です。
「INTEROS」の大きな特徴は、情報伝送の仕組みに「イーサネット」という規格を使っていること。「イーサネット」とは、私たちが普段使っているパソコンなどがインターネットなどでデータをやり取りする規格で、山手線の新型車両・E235系では会社や自宅のネットワークと同じように、様々な車両機器がLANケーブルでつながっている、と考えればわかりやすいでしょうか。
この規格は、鉄道車両がこれまで使っていた規格よりもはるかに速く、大量のデータをやり取りできるため、例えば動画コンテンツのさらなる活用なども可能になったのです。それ以外にも、汎用的な規格を採用することで開発コストが削減できたり、開発期間を短くできるといったメリットもあります。
「INTEROS」のもうひとつの特徴は「車両や架線・線路の状態を常に監視し、リアルタイムで地上に送信して、保守や故障予知に役立てる」という点。そして、この仕組みで活用されているのが「WiMAX」です。
初日に問題点が見つかったのが、不幸中の幸いでしたね。
1日でも早く問題点を直し、運用に復帰してもらいたいものです。
運行開始初日に早速乗りましたが、せっかく車内はかなりおしゃれで豪華で、バリアフリーにも特化したハイグレードな電車なのですから。
今後の復旧と活躍に期待しています。
続き。量産時には「INTEROS」を「TIMS」に戻した「E237系」も作っておいた方が、、、。北海道でも、「アルミ製」と「ステンレス製」と作り分けていたようだし、、、。
故障の原因は、想定外の「中吊り広告」の復活により、重量がオーバーしてしまい、「INTEROS」が誤作動を起こした、、、というのはどうだ?(そんなにやわなシステムがあるか!)
最近のJRの新型電車って、顔がまるで電車らしくないね。
前照灯はダブルでもシングルでも良いけど昔風にはっきり判るようにセットして欲しい。なんたって眼に相当するものだからインパクトが大きいです。
今春のとある午前中に「山手線新型電車」の特集をやると番宣。じゃ、と放映時間になって画面を見ると、架線柱がぶっ倒れてお馴染みの山手線が立ち往生してる映像が。結局は放映時間全てがこのトラブルの中継に費やされ、235系の特集はふっとn