東日本の駅弁総選挙 鶏めし系“東の横綱”が最高峰に
東日本で最高峰の駅弁を決める「駅弁味の陣 2015」。1位に輝いたのは、鶏めし系で“東の横綱”ともされる駅弁でした。
地元で60年以上愛される「鶏めし」
JR東日本は2015年12月10日(木)、東日本で最高峰の駅弁を選ぶ「駅弁味の陣 2015」の結果を発表しました。
このイベントは昨年に続いて2回目の開催。今回は一般の投票やアンケートなどにより、定番から新作まで59種類の駅弁が評価されました。
その結果、総合評価で最高位の「駅弁大将軍」には、奥羽本線・花輪線の大館駅(秋田県)で60年以上愛されている「鶏めし」(880円、以下、価格は税込)が選出されました。甘辛く煮付けた鶏肉を「あきたこまち」の炊き込みご飯にのせた弁当で、鶏めし系駅弁の“東の横綱”ともされ、全国的に根強い人気があります。
第2位の「駅弁副将軍」には、高崎駅(群馬県)の「だるま弁当」(1000円)が選出されました。山の幸が豊富という群馬の特色を活かした普茶料理(精進料理の一種)風の弁当で、容器が貯金箱として使える名物駅弁です。
また第3位の「駅弁大名」には、新青森駅や盛岡駅などで販売される「海鮮小わっぱ」(980円)が選出されました。ウニ・イクラ・アワビ・カニなどの海の幸が容器一面に盛り付けられており、味と共に見た目の彩りも評価されています。
そのほか、味の評価が最も高い「味覚賞」には木更津駅の「特製バーベキュー弁当」(772円)が、掛け紙のデザインについて最も評価が高い「掛け紙賞」には水戸駅(茨城県)の「印籠弁当」が選ばれました。
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