火災で揺らいだ新幹線、行先は 防犯カメラと運転台の連動も

2015年、初の火災が起こってしまった新幹線。それそのものに問題があったわけではありませんが、この安全対策、どうしたら良いのでしょうか。そうしたなかJR東海は、新たに防犯カメラと運転台の連動を開始させます。

“不幸中の幸い”だった火災事件、そこに依存しない「連動」

 現在、東海道新幹線のN700A車両はデッキ部に防犯カメラを搭載。その映像を運転台で見ることができます。しかしそのためには、複数の操作を行う必要があるそうです。

 これが今後、非常ブザーが押されると同時に運転台へその映像が自動的に表示されるよう、改修されます。

 また東海道新幹線のN700A車両は、2016年度から新たに客室内へも防犯カメラが設置されますが、これについても同様に、連動してその映像が運転台へ表示されます。

 この「連動」が意味すること、それは“より的確で速やかな対応が可能になる”ということです。

 JR東海によると、非常ブザーが押された場合はその号車へ乗務員が向かうのが基本ルールとのこと。しかし「連動」が実現すると、非常ブザーが押されると同時にその状況が運転台に映し出されるため、状況に応じた素早い判断が可能になります。

 今年6月に起きた火災事件では、運転士がトンネルを避けて列車を停止させました。火災の場合、トンネル内へ停車すると煙が充満するなどし、危険だからです。

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N700Aのデッキと客室内に設置されている非常ブザー(2015年11月、恵 知仁撮影)。

 ただそれができたのは、事件発生が1号車、すなわち運転席の後ろで、「火災」という状況をすぐ知ることができたという“不幸中の幸い”もあります。仮に乗務員から遠い場所で発生していた場合、状況確認と適切な対応が遅れた可能性もあるでしょう。

 しかし「連動」が行われれば、“幸運”へ依存することなく速やかに、適切な対応がとれるようになります。

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コメント

1件のコメント

  1. 新幹線が安全だったのは、過去の事。今まで単に運が良かっただけ。既に車両絡みで3名死亡してるんですから。

    理由を付けて死亡事故無しと偽っていただけ。

    又、在来線と軌間が別だった事が幸いして事故が起こりにくいだけで、新幹線が安全なシステムとは言えない。

    なんといっても、逆走が出来ないため、一度トラブルと軌道上に数珠つなぎで閉じ込められるという欠陥がありますから。

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