「次世代戦闘機」は間違い 日本のステルス実証機X-2、真の目的

まもなく初飛行を迎える、防衛省と三菱重工により開発が進められている先進技術実証機「X-2」。「心神」の非公式愛称を持つこの機体は「次世代戦闘機」とも表現されますが、それは正しくありません。このX-2は、ある「大きな使命」を持って登場しました。

日本の国産戦闘機開発、現状は「非常に厳しい」

 防衛省では、X-2の試験飛行による結果を考慮したうえで、2030年代に就役するF-2戦闘機の後継機について、国産にするかどうかを2018年に判断するとしていますが、それはあくまでも表向きの話であり、現実的なところ「国産戦闘機」を開発する見込みは非常に厳しいといえます。

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1988(昭和63)年に「FS-X」として開発がスタートされたF-2戦闘機(写真出典:航空自衛隊)。

 その主な理由は「開発予算があまりにも膨大」であるためです。

 2000(平成12)年に航空自衛隊へ引き渡しが開始された「第4世代戦闘機」であるF-2は、当初予定の2倍となる3270億円の開発予算を要しました。後継の「第5世代戦闘機」は「第4世代」と比較し、主にミッションシステムのソフトウェア開発でさらに多くの予算が必要です。

 また現在、韓国はインドネシアと共同で「KF-X」と呼ばれる次世代機の開発をスタートさせようとしていますが、計上されている予算は8000億円です。「戦闘機開発」はもれなく予算超過が“付き物”になっていることを考えれば、おそらく1兆円を超えるでしょう。

 今年夏から秋ごろに航空自衛隊へ引き渡される予定であるロッキード・マーチン社(米)の第5世代戦闘機、F-35A「ライトニングII」も開発予算の超過に悩まされており、最終的には6兆円に達するだろうと見積もられています。

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コメント

1件のコメント

  1. >おそらく1兆円を超えるでしょう。

    何、眠たい事を言ってんの?

    順調に行って3兆円。 5兆円以内に収まれば大成功だろう。それでも得る物の方が遥かに大きい。五輪祭りで数兆円も使う事を考えたら、費用対効果はF3開発の方が遥かに高い。技術的波及効果も大きい。

    F105ライセンス生産で得た技術によりセロ号新幹線開発にフィードバックできたと、新幹線開発技術者から直接聞いた事もある。

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