飽和するポイント制度、生き残るには? あえて内にこもったJR東日本

JR東日本グループの共通ポイントサービス「JRE POINT」が始まりました。「一億総ポイント会員化の社会」とも呼ばれ、幅広く、様々な企業が連携して展開する例が多い現在のポイントサービス。なぜそこでJR東日本は、「グループ内」という選択をしたのでしょうか。

ビッグデータの時代、あえてグループ内に絞るJR東日本

 JR東日本が2016年2月23日(火)より、グループ共通のポイントサービス「JRE POINT」を開始しました。

 現時点で使用できるのは駅ビル「アトレ」「アトレヴィ」「グランデュオ」などですが、加盟店は順次拡大される予定であるほか、電子マネー「Suica」で貯まる「Suicaポイント」や、JR東日本のクレジットカード「ビューカード」で貯まる「ビューサンクスポイント」もこれに統合される計画です。

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JR東日本グループの共通ポイントサービス「JRE POINT」。浸透のため、3月31日までキャンペーンを行うという(2016年2月、恵 知仁撮影)。

 ただ現在、こうしたポイントサービスは同一グループ内に留まらず、様々な企業、店舗で広く使えるようにすることで顧客を囲い込んだり、いわゆる「ビッグデータ」の活用を図るといった動きが多く見られます。

 そうしたなか、なぜJR東日本は「グループ内」へ舵を切ったのでしょうか。

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コメント

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1件のコメント

  1. 列車も満足に運行できないクセに、いらないことだけは良く気付くな