新宿駅西口の「巨大ぐるぐる」廃止へ! 二層構造の駅前広場つなぐランプ 出入口は“意外な場所”へ移設

新宿駅西口駅前の象徴ともいえる、地上と地下の2層構造の広場をつなぐ「らせん状車路」が、2025年1月15日(水)0時をもって通行止めとなります。

新宿駅西口の象徴「らせん状車路」廃止

 百貨店の解体など再開発が進む新宿駅西口で、また大きな変化が起こります。駅前の象徴ともいえる地上と地下の2層構造の広場をつなぐ「らせん状車路」が、2025年1月15日(水)0時をもって通行止めとなります。

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新宿駅西口駅前広場。手前の「らせん状車路」が廃止となる(画像:写真AC)。

 新宿駅西口は地下広場から地上へ巨大な吹き抜けがあり、そこを「らせん状車路」がつないでいます。地下広場にあるタクシー乗り場や送迎車乗降場、その下にある「新宿駅西口駐車場」の出入口にもなっている車路は、今後撤去されます。

 車路通行止めとともに、地下広場および駐車場の車両出入口は、広場の西に立っていた「スバルビル」跡地に新設された出入口へ変更されます。

 また同時に、駐車場も駐車券方式からナンバープレートをカメラで記録するチケットレス方式に改められます(バイク除く)。

 これは新宿駅西口広場における土地区画整理事業の一環。西口広場は、「車中心から人中心の広場に再編し、歩行者の回遊性の向上を図る」とされており、地下広場の送迎車乗降場や地下駐車場を利用するクルマは、駅前広場付近に入らないアプローチへ変更されます。

 新宿駅西口地下広場は、小田急百貨店などとともに建築家の坂倉準三が設計し、1966年に竣工。新宿駅西口の特徴的な景観となっていました。地下駐車場は、小田急百貨店、ハルク、ビックカメラ、京王百貨店などの提携駐車場となっています。

【え、アレ廃止!?】「らせん状車路」に代わる地下出入口が意外な場所すぎる!(地図/画像)

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