そのホテルで生き延びられますか? 海外「火事から身を守るホテル選び」術とは タイで日本人も犠牲になった“見た目キレイ”な建物

タイのバンコクでホテル火災が発生し、日本人も犠牲になりました。海外では日本よりはるかに、宿泊施設が火災リスクと隣り合わせの場合も。火事から身を守るホテルを選ぶうえで、事前にできることがあります。

ネットの評価ではわかりづらい「リスクのあるホテル」

 タイの首都バンコクで2024年12月29日に発生したホテル火災では、日本人2名を含む5名が亡くなりました。犠牲者の方に、心より哀悼の意を表したいと思います。

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写真はイメージ(画像:PIXTA)。

 火災の原因についてはまだ詳細な発表がありませんが、今回このような犠牲者を出した背景には「小規模宿泊施設であったことからスプリンクラー設置の義務がなかった」「宿泊客が屋上に避難する、消防隊が道路に面した窓を割って進入するなど、外部への避難の導線、消火活動の導線が十分ではなかった」ことが、報道された内容から見てとれます。

 日本においては、1980年に栃木・川治温泉の「川治プリンスホテル火災」、1982年に東京・赤坂の「ホテルニュージャパン火災」などの経験から、ホテルや旅館については法令で厳しい基準が設けられるとともに、「適マーク」の交付で利用者にもその安全性が周知される仕組みがとられています。

 しかしバンコクを含む海外の都市、とりわけ新興国においては、火災に対しての体制が十分に整ったホテルばかりとは言い難いのが事実です。そしてそうした実情は、美しくデザインされたホテル公式サイトや、ホテル予約サイトの★の数では確認できません。

 もちろん、著名な外資系ホテルを選べば、ある程度そうした不安は払拭できるでしょう。しかし予算に限りがある旅行では、そうしたホテルばかりを選ぶというわけにはいかないという事情もあります。

 ここではインターネットを使った下調べで「火災による命のリスクをできるだけ避けてバンコクのホテルを選ぶ方法」について、ご案内したいと思います。

【逃げられないよ】これが「リスクの大きな立地のホテル」です(地図)

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