ウクライナ軍「空中ドローン空母」の画像を公開! 高高度で侵入し6機のドローンを上空から投下
大型ドローンの翼に子機を付ける方式。
高高度からの侵入で電子線装備も回避
ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」で2025年1月20日、自爆ドローン6機を搭載・運搬できる空中ドローン空母が公開されました。
同サイトによるとこの機体は、爆発物を装備したVRゴーグルなどを介し一人称視点で操作できるFPVドローン6機と、それを搭載できるマザードローンになっているそうです。
用途は、通常のFPVドローンではできない長距離への攻撃を実現するための輸送機としての役割のほか、FPVドローンでは不可能な高高度を飛行することで、敵の電子戦(EW)システムを回避すると役割もあるとのこと。
実はFPVドローンを使用する場合、敵の電子戦システムがある場所では、ターゲットに近づけずに攻撃が失敗するケースが多く発生します。
それを回避できるのがマザードローンの高高度飛行能力とのことで、敵との前線から約10~30km離れた場所へも侵入できるそうです。
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