田園都市線に新車導入へ 渋谷駅改良など安全・快適の向上目指す 東急

東急電鉄が2016年度における鉄軌道事業への投資計画を発表。田園都市線への新型車両導入、「3D式踏切障害物検知装置」の新設、渋谷駅のエスカレーター増設など、安全性と快適性のさらなる向上が図られます。

全車両にフリースペースを設置

 東急電鉄は2016年5月13日(金)、鉄軌道事業への2016年度における投資計画を発表。田園都市線用に新型車両を製造し、2017年度の投入を目指すことを明らかにしました。田園都市線は渋谷駅と中央林間駅(神奈川県大和市)を結ぶ31.5kmの路線で、東京メトロ半蔵門線、東武線、東急大井町線と直通運転を行っています。

 この田園都市線へ投入される新型車両は、故障の予兆を早期に発見するための監視システム導入、ブレーキの性能向上などが行われるほか、全車両へフリースペースを設置。車いすやベビーカーでの利用がしやすい、さらに安全で快適な車両にするといいます。

 また、最先端の技術を積極的に取り入れ、天気予報などサイネージ(モニター)を使った情報サービスの充実、消費電力の削減、低騒音機器の導入による車内外の騒音抑制を図るとのこと。車両デザインなど、詳細については決まり次第、発表される見込みです。

 東急電鉄は2016年度、鉄軌道事業において総額489億円の設備投資を計画。2020年までの既存車両を含む全車両への車内防犯カメラ設置、ホームドア整備の推進、「3D式踏切障害物検知装置」の新設、渋谷駅のエスカレーター増設、スマートフォン向け「東急線アプリ」の配信情報拡充など、「安全で快適な車内環境の実現」「鉄道運転事故・輸送障害の未然防止」「快適で便利な駅空間づくり」「迅速な情報配信と配信情報の拡充」を行っていくとしています。

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東急田園都市線で“最古参”の8500系電車(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 なお現在、東急田園都市線で使われている“最古参”の電車は、1975(昭和50)年に登場した8500系です。

【了】

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コメント

8件のコメント

  1. ようやく田園都市線の8500系の置換えが再開されるのですね、東急ファンとしては寂しくもありますが利用者としては、やはり他の車両に比べて時代遅れな感じは隠せなかったので新型車両に期待しています。

  2. 東急の対応には満足しています。今は格安simで通信量を気にする時代ですので、旅行客だけではなく、ユーザーにもfree wifiができればと便利です。

  3. ようやく、田園都市線の8500系の置き換えが再開されるようですね。
    田園都市線で少し加えておきたいことがありますが、大井町線の急行を中央林間~大井町まで延伸してみてはどうですか?
    6000系の増備を含めて検討しないといけないかもしれません。

  4.  ようやく8500系の置き換えが再開されるようですね。8590系も入っていると思ったし、東武乗り入れ非対応の2000系の処遇も気になりました。
     E235系ベースになるのか、主電動機を東京メトロみたいに永久磁石(pmsm)を採用するのかどうかも気になりました。

  5. 東急は8500系を全部置き換えるとは言ってない
    障害物検知装置を田園都市線で試してから東横線に導入?
    それとも一昔前のようにうやむやに?

  6. それにしても8500系は持ちがいい。
    登場から40年、譲渡組も引っくるめてピンピンしている。
    よほどキッチリ作ったのか、整備が行き届いているのか分からないけれども、急行運用などで飛ばしているところを見ると大したものだと感心する。

  7. 車両もいいけど、せめてあざみ野~渋谷間の単線でいいから複々線が先では!?大井町線だけでは限界です。それも無理なら三軒茶屋~渋谷だけでも。新しい渋谷駅は国道246下に。今の渋谷駅は狭すぎる。建物、車両もいいけど、まず駅だよ!!

  8. 抜本的な混雑緩和が実現できる絶好の機会なのに、意地でも渋谷駅の拡張はしないんだな。