「空港ラウンジ、長時間使えなくします」 多くの航空会社が加盟の「スカイチーム」、ラウンジ利用ルール変更へ…どう変わる?

デルタ航空、エールフランス航空、大韓航空などが加盟する「スカイチーム」がラウンジ利用ポリシーに一部変更を加えると発表しました。どのように変わるのでしょうか。

「3時間ルール」適用拡大へ

 デルタ航空、エールフランス航空、大韓航空などが加盟するアライアンス(航空連合)「スカイチーム」が2025年1月、上級会員の「エリートプラス」、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客に対するラウンジ利用ポリシーに一部変更を加えると発表しました。新ルールは2025年4月1日から適用される予定です。どのように変わるのでしょうか。

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ベトナム航空の「スカイチーム」特別塗装機(画像:スカイチーム公式Facebookより)。

 もっとも大きな変更は、エリート プラス、ファースト クラス、ビジネス クラスの乗客に対し、さらに多くのスカイチームラウンジで3時間の時間制限を設定することです。この「3時間ルール」はデルタ航空のラウンジ「デルタ・スカイクラブ」などで導入されてきましたが、このルールの適用範囲を拡大すると見られます。なお、スカイチームに加盟航空会社が運航する2便を乗り継ぐエリート プラスの乗客は、引き続き乗り継ぎ地点で当日・24時間のラウンジ利用が可能とのことです。

 このほか、今回のルール変更では国内線利用のエリート プラス会員に対し、ラウンジ利用が可能となるサービスの提供を開始すること、エリート プラス会員の同伴者1名を、同じスカイチーム運航のフライトの搭乗者に限定することなどが記載されています。

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