宇都宮LRT“西側延伸”詳細あきらかに! 目抜き通り「片側3車線→1車線化」バスは大幅整理へ 開業はいつ?

宇都宮市は2025年2月3日、同日に開催された「芳賀・宇都宮LRT」事業についての市議会議員協議会の説明会資料を公表しました。

ほとんどのバスが走る「JR駅-東武」 どうなる?

 宇都宮の路線バスは、郊外からJR宇都宮駅と東武宇都宮駅の両方に立ち寄る運行が特徴で、市街の大通りは路線バスがひっきりなしに行き交うことから、SNSでは片側1車線化に渋滞を懸念する声も見られます。

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市街中心部、二荒山神社前を行き交うLRTのイメージ(画像:宇都宮市)。

 今回、LRTと重複する大通りのバスは「3割程度削減」し、捻出するバスのリソース(運行距離にして約3000km、約300本分)を、都市拠点と地域拠点をつなぐネットワークなどに振り分ける方針も示されました。

 大通りのバス停の統合・集約化も含め、バス事業者との協議を進め、開業2~3年前をめどに方針を公表するといいます。

 事業費は400億円程度と類推してきたものの、今後精査していくそうです。2030年の開業を目標として、2025年度内には「軌道運送高度化実施計画」を策定して軌道事業の特許申請を行うとともに、都市計画手続きを開始するということです。

 ちなみに、2023年8月に開業したLRTの東側区間は、2025年1月末時点で累計利用者数が700万人に達するなど好調に推移しているといいます。

【かなり具体的!】これがLRT「西側延伸」の詳細です(画像)

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