日本の空飛んだ「マリーン・ワン」 特殊なアメリカの大統領専用機事情
イメージと違う? 実は古くさい米大統領専用機
アメリカ大統領専用のジャンボジェット機VC-25の原型機は、ボーイング747-200「クラシックジャンボ」と呼ばれる、日本の航空会社からはとうの昔に引退している非常に古いタイプの機体です。また大統領専用ヘリコプターのVH-3Dも、海上自衛隊が同型機を運用していましたが、これもまた10年以上前に退役しています。
意外に思えるかもしれませんが、アメリカ大統領専用機は「ジャンボ」もヘリも老朽化が問題になっており、どちらも後継機への機種更新が目前です。
後継機選定においては、ヨーロッパ製のジェット機であるエアバスA380や、フィンメカニカ社(イタリア)のAW101ヘリといった機種も候補になりましたが、結局、自国アメリカ製のボーイング747-8と、シコルスキーS-92(VH-92A)を採用することになりました。特にヘリのAW101については、一度それに決定されながらも、覆っています。
あくまでも筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)の想像にすぎませんが、“世界の盟主”たるアメリカ大統領の乗機が外国製であるという事実は、国家の威信にかけて許せなかったのかもしれません。
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
米軍機よりロシア軍機の方が頑丈で役に立ちそうな気がします。
相模原駅北口の米軍基地跡地はロシアとイランの共同でペルシア図書館、ロシア語図書館とクレムリン公園があれば良いかと思います。
映画エアフォースワンで最後に大統領が空中移乗したのは海兵隊のC-130という設定だったと思います。従ってコールサインの変更はマリーンワンであるべきで映画製作側は海兵隊にどういう説明をしたのか?エンドロールを見ていないので海兵隊には協力を頼んでいない?断られた腹いせ?