パリ五輪開会式で話題だった“金属のウマ”実はこうやって浮いていた! 海洋博物館で展示

五輪開会式で登場した銀色の騎馬。

実は暗い水面に秘密があった

 フランス海軍は2025年2月17日、パリにある国立海洋博物館で2024年のパリオリンピック(以下:パリ五輪)の開会式に使用された金属製の馬「ゼウス(Zeus)」が展示中であると公式Facebookに投稿しました。

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パリ五輪開会式に使用された金属製の馬「ゼウス(Zeus)」(画像:フランス海軍公式Facebook)

「ゼウス」の展示は、2025年2月5日から3月2日まで行われるそうです。

 この「ゼウス」はパリ五輪で、セーヌ川の水面を浮きながら走るように見える演出で登場しましたが、実は「ゼウス」と騎手を特殊なトリマラン(三胴船)の上に乗せることで、この浮いているような表現を実現させたとのことです。

 このトリマランは、造船技師のマデク=ル=コスケールさんと、デザイナーのモルガン・スカールさんによって作られたもので、約1トンの重量のものを、前方に波を立てずに高速移動できる仕組となっていました。

 なお、2月20日には、同博物館で、このトリマランの製作者を招いての特別講義も行われるとのことです。

【画像】こうなってたの! 明るくなると分かる浮いてた金属製騎馬の秘密

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