ファッ!? フィギュアの祭典に「電動キックボード」が展示…なぜ? 実はちゃんとアニメ関係ありました!

フィギュアのイベントになぜか展示してあったEVキックボード。なぜここにこの製品が展示してあったのでしょうか。話を聞くと、とある有名アニメの“生みの親”が関わっていました。

イベント会場で異彩を放っていた電動キックボード

 千葉県千葉市の幕張メッセで2025年2月8日に開催された国内最大のフィギュア・ガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル2025【冬】」の会場で、なぜかAVIOT電動というメーカーが「電動キックボード」を展示していました。どういった理由からなのでしょうか。

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「KB-S350」のフロント部分(斎藤雅道撮影)。

 AVIOTの担当者に話を聞いてみると、広義な意味での「キャラモノ」として今回展示を行ったようです。

 というのも、同メーカーの電動キックボード「KB-S350」は、名作ロボットアニメ『マクロス』シリーズ、ならびに『アクエリオン』シリーズのメカデザイナーである河森正治さんがデザインを担当したものといいます。

 AVIOTは元々、スマートフォンなどに使うワイヤレスイヤホンなど、オーディオ関連の製品を製造するメーカーです。そんな同社が電動キックボードを制作したのは、新たな事業を行う際、日本メーカーの参入が少なかった分野だったためとのことです。

「デザインを依頼する際、イヤホンのコラボ企画などの関係で、アニメーション業界と関係が深かったため、“メカ”と言えば河森さんなので、依頼しようとなりました」と担当者は語ります。

 ただ、ここで生じるのが、このキックボードのどこが「キャラモノ」なのか――という疑問です。

【写真】軽い! ひとりで持ち運べてしまう「KB-S350」

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