バッテリー上がりの意外な対処法「放置」で復活? お湯はNG、AT車の「押しがけ」が無理なワケ
クルマのバッテリーが上がってしまったら、JAFを呼ぶ前に試してほしい「ダメ元」の方法があります。意外にも「少し休ませる」ことが効果的な場合があるのです。昔ながらの対処法が現代のクルマではNGな理由とともに解説します。
JAFを呼ぶ前に「少し休ませる」と復活?
久しぶりにクルマに乗ろうとしたら、エンジンがかからない。キーを回しても(ボタンを押しても)「キュルキュル……」と弱々しい音がするだけで、エンジンが目覚めない。そんな「バッテリー上がり」の絶望感は、ドライバーなら誰もが避けたいものでしょう。
ロードサービスを呼ぶのが確実ですが、到着まで時間がかかります。そのようなとき、状況によっては有効かもしれない対処法があります。
それは「スイッチを切って5分から10分ほど休ませる」ことです。
何度もエンジンをかけようとしてセルモーターを回し続けると、バッテリーは一時的に電気を出しにくい状態になります。例えるなら、全力疾走直後で息が上がっているような状態です。
そこで少し時間を置いて休ませると、バッテリー内部の状態が落ち着き、始動できるだけの電圧が戻ることがあります。うまくいけば、最後の力を振り絞ってエンジンがかかるかもしれません。
ただし、これは「連続して回した直後」の一時的な回復に限られます。ライトの消し忘れなどで完全に放電してしまった場合、自然に電気が復活することはありません。
もしエンジンがかかったとしても、エンジンを切らず、そのまま整備工場などで点検を受ける必要があります。
では、昔よく聞いた「お湯をかける」方法はどうでしょうか。寒い朝などは効果がありそうですが、現代のクルマでは避けたほうが無難です。
最近のクルマはエンジンルームに精密なセンサーや樹脂パーツが多く使われています。熱湯をかけると急激な温度変化で部品が割れたり、電気系統がショートして故障の原因になったりするリスクがあるからです。





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