「屈指の長大ローカル線」で “急行”が運転へ 秘境にある閑散駅に次々と停車 車両は特急用
関東地区や中部地区発の旅行商品も。
急行「飯田線秘境駅号」が5~6月に運転へ
JR東海は2025年2月27日、豊橋~飯田間で急行「飯田線秘境駅号」を運転すると発表しました。運転日は5月24日(土)・25日(日)・31日(土)、6月1日(日)、7日(土)の計5日間です。

この列車は、駅周辺に家屋が少なく、大自然の中にある「秘境駅」を巡る臨時列車です。途中駅では停車時間が確保されるため、撮影なども可能なほか、一部駅では地元特産品などの販売も実施されます。2010年春に運転を開始し、春と秋を中心に不定期で運転されています。
今回は、クラブツーリズムが関東地区発、JTBと阪急交通社が中部地区発の旅行商品も販売する予定です。
飯田線は豊橋駅と辰野駅を結ぶ195.7kmの路線で、全国屈指の長大ローカル線です。小和田や中井侍、田本など鉄道以外でのアクセスが困難な「秘境駅」も複数ありますが、この「飯田線秘境駅号」を利用すれば効率的に訪れることができます。
車両は特急「伊那路」や「ふじかわ」に使用される373系です。乗車には、乗車券のほか急行券・指定席券が必要。急行券・指定席券は、乗車日1か月前の午前10時から全国の主なJR駅で発売されます。
コメント