リアル「トーマス」、バスも仲間に 道路行く「バーティー」と並走も? 大井川鐵道

本物の蒸気機関車を使った「きかんしゃトーマス号」の運行が人気を集めている大井川鐵道。3年目になる今年、初めて自動車のキャラクター「バーティー」が登場しました。「トーマス」と「バーティー」が物語で見せていた情景が実際に見られる、かもしれません。

初めて登場した自動車のキャラクター

 物語から飛び出してきたかのような「きかんしゃトーマス号」を、長年にわたって走ってきた本物の蒸気機関車を使い、運行している大井川鐵道(静岡県島田市)。2016年6月11日(土)、そこへ新たな“仲間”が登場しました。「バスのバーティー」です。

 大井川鐵道では、2014年から「トーマス号」を運行。好評だったことからそれ以降、同様に本物の蒸気機関車を使う「ジェームス号」たちが仲間に加わっていますが、自動車のキャラクターが登場するのは今回が初めてになります。

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トップハム・ハット卿が見守るなか、友情を深める「トーマス」と「バーティー」(2016年6月11日、恵 知仁撮影/(c)2016 Gullane (Thomas) Limited.)。

「バーティー」は、『きかんしゃトーマス』作中において「トーマス」のそばの道路を走っているバスで、かつて「トーマス」とどちらが速いか競争したことがあるものの、いまは大の仲良しに。この日の静岡での再会でも、お互い汽笛とクラクションを鳴らして「会話」していました。「トーマス」の目が、「バーティー」のほうへ向けられているのに注目です。

 大井川鐵道は実際にこの「バーティー」を、「トーマス」「ジェームス」の線路と並走する道路を使って走らせる計画で、道路などの状況によっては、物語内のような「夢の共演」が実現する可能性もあるそうです。

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