京王線の「主力車両」が一新!“新車並み”車内に大変化 あと何年使うの?
京王線の最大勢力である9000系にリニューアル車両が登場。車内は徹底的にリニューアルされており、まるで新車のようです。
座席の座り心地も向上
座席はこれまでのローズピンクから、八王子市の伝統工芸品である多摩織物をモチーフとしたデザインに変更。これまでの座席はシート板にウレタン製のクッションを置いたもので、経年によるヘタりも見られましたが、新しい座席はSバネが入ったポリエステル製となり、座り心地が大幅に向上しています。
また、2026年初めに導入予定の2000系の設計も反映され、座席の縦握り棒が増設されたほか、優先席の縦握り棒には滑り止め加工が施されています。
ドアは全て交換され、車内のイメージが大きく変化しています。これまでは化粧板がないステンレス無地の単層ガラスのドアでしたが、化粧板が貼られた複層ガラスのドアに交換されました。これにより、冷たいイメージが無くなり、ドアガラスが結露して立っている人が濡れるということもなくなります。
座席の端にある袖仕切りは、透明ガラスが入ったものに交換されて開放感が感じられるようになったほか、ここに天狗のキャラクターも描かれるなど、遊び心があるものとなりました。
数少ない変わっていない点が、車内案内表示器です。これは従来通り、LED表示器(千鳥配置で1両に4か所)となっています。京王電鉄の担当者は「LCD(液晶ディスプレイ)への交換も検討しましたが、コストと保守の観点から見送り、LED表示器のままとしています」と話します。
インバータ制御装置は、フルSiC(シリコンカーバイド)素子を用いることで、現行の9000系と比較して約20%省エネ性能が向上しています。
9731編成はサンリオキャラクターのラッピングトレインとなっていますが、これから登場するリニューアル車両に外観上の変更を加えるかは検討中とのことです。
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