個室バス運転はベテランが担当!? 奈良発着になった「ドリームスリーパー」 寝不足・寝覚め一切なし!

関東バスと奈良交通が共同運行する、夜行高速バス「ドリームスリーパー東京・大阪奈良」号。扉付き個室を備えた、国内最高峰の豪華バスです。ただし、奈良発着となったのは2022年から。利用実態はどのようなものでしょうか。

乗務員オススメ座席はどこ?

 奈良駅東口に「ドリームスリーパー」が回送されてきたのは、発車15分前の21時20分。周囲は繁華街なので、飲み屋やコンビニは営業しています。

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JR奈良駅東口(安藤昌季撮影)

 JRの2階建てバスが先にいたため、4番のりばにバスが停車したのは21時25分。カートを引いた女性客など、4人がバスを待っていました。乗務員がトランクを開け、大型荷物を引き受けます。以前乗車した際に、個室内には荷物置き場が少ないことを知っていたので、筆者も荷物を預けました。

 入口には「ウェルカムアロマ」とかわいい人形が設置され、乗務員が乗客を出迎えます。乗車日はバレンタインデーが近かったため、チョコレートがサービスされました。高級感とはこうした「人によるおもてなし」が生み出すのだと感心する瞬間です。

 スリッパに履き替え絨毯を踏む体験はホテルの一室のようです。今回は車体の中央部に位置するA3個室を予約しました。乗り心地に優れるうえ対面にトイレがあるからです。

 乗務員が設備の説明のためにやって来ました。オススメの個室はあるのか尋ねると、「少しだけですが、個室内の広さが異なります。A1、B1個室は足元がやや広く、窓枠がないので、景色が見やすいです。B3個室も足元がやや広い個室ですね。B5個室は非常口があるため、景色がやや見にくいのですが、洗面所が近い利点があります」とのことでした。

【写真】これが「ドリームスリーパー」でも広いという個室内です

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