ヘリの大手メーカーが“奇妙な機体”を公開「飛行機とドローンかけ合わせた航空機」飛行実験を実施

多種多様な用途に活用できる次世代?

輸送、偵察、監視など様々な用途で使用可能?

 ロッキード・マーチンの子会社であるシコルスキーは2025年3月10日、無人航空システム(UAS)である「ローターブローンウィング」を、ヘリコプターモードと飛行機モードの両方で飛行させるための高度な制御法の検証に成功したと発表しました。

Large 20250314 01

拡大画像

飛行モードを見る感じではよくある無人機のフォルムではあるが(画像:ロッキード・マーチン)

 テスト機の翼幅は10.3フィート(約3.14m)。バッテリーで駆動する15ポンド(約52kg)の双発プロップローターとなっています。同機は、すべての飛行領域において運用上の安定性と操縦性を実証し、ハイブリッド電気推進を必要とする大型機へのスケールアップの可能性を示したとのことです。

 飛行機とマルチコプタータイプのドローンの両特性を持つこの機体は、甲板や未舗装の地上から離陸ができるうえ、操縦従来のヘリコプターよりも高速かつ長距離飛行が可能ということで、シコルスキーは次世代の「VTOL UAS」としています。

 今回のテスト中に、テスト機は40回離陸を行い、垂直飛行から水平飛行への移行に30回ほど成功し、巡航速度86ノット(約160km/h)の最高速度に達したそうです。このデータは、実寸大スケールモデルを使い行われた風洞試験でのデータと比較することで、新たに開発された制御法則の有効性を検証するために役立ちました。

 シコルスキーは将来的に、同機を捜索救助、消火活動の監視、人道支援、パイプラインの監視など幅広い用途への活用を目指すようです。様々な大きさでの運用が考えられているようで、大型機に関しては長距離での情報収集、監視、偵察、有人無人機チーム(有人機と無人機の連携)ミッションが可能になるとしています。さらに全ての機体には、飛行中の機体のナビゲーションを行うシコルスキーの「MATRIX」飛行自律システムが搭載されます。

【画像】あ、そうやって離陸を!? これが、試作機が飛ぶ様子です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス