まるで別物! 日本初の「夜行寝台バス」報道公開時からの“激変ぶり”に驚き 「これは快眠できるかも」
東京~高知間で週1回モニター運行する、高知駅前観光の夜行バス「スマイルライナー」は、フルフラットになる特殊な座席「ソメイユプロフォン」を装備します。運行初日に乗車したところ、サプライズが待っていました。
雪の影響でモニター運行が中止に
日本で初めてフルフラットになる座席ユニット「ソメイユプロフォン」を装備した、高知駅前観光の夜行高速バス「スマイルライナー」。2025年3月4日(火)の高知発 東京行きより、週1回のモニター運行が開始されました。通常は4列シートで運行されていますが、「ソメイユプロフォン」を装備したモニター便のみ「スマイルライナー(ソメイユプロフォン)」という便名です(本運行時までに新愛称を公募)。

筆者(安藤昌季:乗りものライター)は、この日本初の座席に興味を持ち、1月末に報道公開に参加。さらに3月4日の初運行を予約して、高知に向かいました。
ところが、残念ながら3月4日高知発と、折り返しである3月5日(水)東京発は雪の影響で運行中止に。筆者が運行中止に気づいたのは、出発地である高知駅前観光本社のすぐ近くでしたので、そのまま本社を訪れました。
「初運行用に整備されたバスを見たい」という筆者の要望に、同社の広報担当者は快く応じてくれました。「我々も今回の運行中止は非常に残念です。サプライズを用意していたので、見ていってください」――いかなるサプライズが用意されているのかと、筆者は心を躍らせながら「ソメイユプロフォン」が装備されたバスへ向かいました。
「スマイルライナー・東京行き」の行先を表示した日野自動車「セレガ」は以前、4列シートを装備して高知⇔東京間を走っていた車両とのこと。入口には、報道公開時にはなかった「土足禁止」「乗降口案内」の表示がありました。
「運行時には靴を入口で脱いでいただき、ビニール袋に入れてもらいます。通路が狭いので、前の座席へは右側通路、奥の座席へは左側通路から入り、スムーズに乗り降りしていただく計画です」(広報担当者)
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