まるで別物! 日本初の「夜行寝台バス」報道公開時からの“激変ぶり”に驚き 「これは快眠できるかも」

東京~高知間で週1回モニター運行する、高知駅前観光の夜行バス「スマイルライナー」は、フルフラットになる特殊な座席「ソメイユプロフォン」を装備します。運行初日に乗車したところ、サプライズが待っていました。

目指すは「カプセルホテル」

 とはいえ、寝てみないことにはわかりません。承諾を得て、まずは上段寝台へ。横になった時の快適さが、報道公開時とは全く別物でした。カーテンは精神的な安心感をもたらし、枕とマットレスは非常に柔らかく、そのまま寝てしまいそうなほど。横幅は変わりませんが、横向きでもシートベルトが着けられるとのことで、実践するとかなり余裕がありました。

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充実したアメニティ(安藤昌季撮影)

 広報担当者が「こちらもお試しください。運行時には区画に配置する予定でした」と毛布を差し出してくれました。いわゆるひざ掛けと違うので尋ねると、「区画に合わせた毛布を用意しました。弊社が目指すのはカプセルホテルのように過ごせる空間ですので」とのこと。質感のいい毛布で「これは寝られる」と実感しました。

 さらに、通常の「スマイルライナー」にはない装備も付けたとのこと。照明を3段階に調整でき、ほぼ真っ暗にもできます。その場合でも足元のライトは点灯するため、歩行に支障はありません。広報担当者によると、「トイレはありますが走行中の移動がしにくいため、休憩場所でトイレに行きやすいよう照明を改良した」のだそう。

前回と全然違う! これが様変わりした「寝台バス」です(写真)

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