破産の米「フーターズ」かつて旅客機を飛ばしていた! 店舗同様「世界一セクシーかもしれない」驚愕のサービスとは

特徴的な露出度の高い制服を着たスタッフの接客をウリとする、アメリカの有名レストラン「フーターズ」が2025年3月末、破産しました。同社は実は、かつて航空会社を保有していたことがあります。どのような会社だったのでしょうか。

2003年から2006年の3年間だけ運航

 日本国内にも支店を持つアメリカの有名レストラン「フーターズ(HOOTERS)」が、2025年3月31日に、同国の破産法11条を申請しました。「フーターズ」は特徴的な露出度の高い制服を着たスタッフ「フーターズ・ガール」がサービスを行う店舗として知られており、同レストランの破産のニュースは日本でも多く取り上げられています。

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元フーターズ エアのボーイング737(画像:James Willamor[CC BY-SA〈https://bit.ly/2yjpLGf〉])。

 そのような「フーターズ」ですが、かつて航空会社を保有していたことがあります。そして、この航空会社もレストランと同じようなコンセプトが採用されているという、驚くべきものだったのです。

「フーターズエア」と銘打たれたこの航空会社は、大西洋に臨むサウスカロライナ州の観光地マートルビーチに本拠を構え、ここを中心にアメリカ国内15都市以上に定期便を就航していました。使用していた飛行機は、ボーイングの単通路機「737」「757」の2タイプでした。

 機内には、保安要員と機内食やドリンク類を提供するCA(客室乗務員)だけでなく、レストランと同じ制服のフーターズ・ガールも常に同乗し、CAの補助だけでなく、乗客との会話や機内の盛り上げ役を担いました。ちなみに、フーターズ・ガールが直接サービス提供をしなかったのは、CAが受ける専用の訓練が行われておらず、当局の認定を受けていなかったためです。また、レストランの航空会社ということもあってか、国内線のみでLCC(格安航空会社)に近いビジネスモデルでありながら、無料のコーヒー、ジュース、ソフトドリンク、水のサービスもあり、多くの路線で機内食の無料提供もされています。

 同社は就航当時、運賃が100ドル(当時のレートで1万1740円)程度からとリーズナブルながら、座席の前後間隔はLCCとしては異例の約86cmを確保していたといいます。この前後間隔は、国内航空会社の国際線エコノミークラスとほぼ同等です。

 レストランと同じく“キワドい”ながら、コストパフォーマンスの高さがウリだったフーターズエアですが、運航されていたのは2003年から2006年のわずか3年間でした。

 撤退した理由は、アメリカの航空会社間の競争に勝てなかったことと、燃料の高騰などに耐え切れなくなったためとされています。

 なお、「フーターズ」のレストランは日本にも支店があるものの、運営は別会社に委ねられています。

【画像】マジかよ…これが「フーターズ航空」の全貌です

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