JALの「新・国際線主力機」が初の「重整備」を受ける! その圧巻の様子とは 整備の内容はどんなもの?

JALの次世代長距離国際線旗艦機「エアバスA350-1000」が2025年3月より、自動車でいうところの車検に相当する「重整備」を初めて実施。その様子はどのようなものなのでしょうか。

2号機が「最初の対象便」に

 JAL(日本航空)が2024年より定期旅客便へ就航させた次世代長距離国際線旗艦機「エアバスA350-1000」。同型機が2025年3月より、自動車における車検に相当し、詳細な点検がなされる「重整備」に入っています。その様子はどのようなものなのでしょうか。

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JALのエアバスA350-1000「JA02WJ」(乗りものニュース編集部撮影)。

 同社によると「重整備」はC-CHECK・K-CHECK・M-CHECKの3種類に分けられており、フライト時間と経過年数に応じて整備要目が決められているといいます。その中でも航空機の安全性を確保するために非常に重要となるC-CHECKが、導入2号機「JA02WJ」に対し行われているとのことです。整備期間は4月中旬までを予定しています。

 今回の整備作業では、各舵面のルブリケーション(潤滑油をさすことで可動しやすくする作業)や各エリアの点検、客室シートのオペレーションチェック、エンジンの内視鏡点検などが実施されているとのことです。

【写真】えっ…これが「JALの新国際線主力機初の重整備の様子」です

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