激混み国道1号を通過する“快適バイパス”今秋全通へ 名神・新名神・京滋BPに接続する滋賀「山手幹線」とは

国道1号の渋滞緩和に期待がかかるバイパスが、滋賀県内で2025年秋に開通する見込みです。

湖南~大津に新ルート

 国道1号の渋滞緩和に期待がかかるバイパスが、滋賀県内で2025年秋に開通する見込みです。国土交通省が2025年度の事業概要で、主な開通箇所の一つに挙げています。

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建設が進む国道1号栗東水口道路。2025年3月撮影(画像:国土交通省近畿地方整備局滋賀国道事務所)。

 秋の開通に向けて建設が進むのは、国道1号栗東水口道路と、それにつながる県道2号大津能登川長浜線です。この2路線は都市計画道路「山手幹線」として整備が一体的に進められています。

 山手幹線は、湖南市内で国道1号の現道から分岐し、名神高速の栗東湖南ICや新名神高速(大津連絡路)の草津田上ICと接続。その後さらに西進し、国道1号京滋バイパスに合流します。

 秋に残りの計2.9kmが開通すると、この湖南から大津までの新ルートがつながります。名神の南側を並走し、渋滞が頻発する栗東や草津の市街地を迂回することで、現道の渋滞緩和や物流効率化などを図ります。

 道路は、上砥山ランプ(栗東市。県道117号川辺御園線と接続)を境に、東が立体交差の続く国道1号栗東水口道路、西が県道2号大津能登川長浜線です。いずれも道路は4車線で計画されていますが、未開通部分は暫定2車線で開通する予定です。

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1件のコメント

  1. ここが全通しても、若草交差点と立命館大学前交差点の歩車分離信号の渋滞が悪化するんだけど。