国産「空飛ぶクルマ」SKYDRIVEついに飛んだ! 実は“空のコンパクトカー”今後の展開は?
開幕が迫った大阪・関西万博。4月9日には開発が続けられていた国内メーカーSkyDriveの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が、いよいよお披露目されました。近い将来の「空の足」を担う存在の正体に迫ります。
“独特の動き”披露
この日は事前に発表されていなかったデモンストレーション飛行も、17時から行われました。デモ飛行時の周辺は風速2m前後。SkyDriveのスタッフによれば、飛行にはもってこいのコンディションだといいます。

飛行準備が整うと、SKYDRIVEの各プロペラが動き始め、徐々に回転数を上げていきます。1分ほどしてプロペラから発生する音が少し大きくなったように聞こえたと思うや、ふわりと機体が浮き上がりました。そのまま地上から高さ5mまで垂直に上昇したあと、前進、その場で左に90度回転、左に水平移動、さらにバック飛行と、従来の飛行機やヘリコプターでは見られない動きを披露しました。プロペラの回転数の調整により上昇や回転、移動が柔軟にできる「マルチローター」型の空飛ぶクルマの特徴を披露した格好です。
デモ飛行はエキスポバーティポート内で3分50秒にわたり行われました。なお、デモ飛行はパイロットが搭乗せず、遠隔操縦で実施されました。
開発を続けてきた福澤CEOは「本日のデモ飛行は成功した。万博は未来社会の実験の場であり、新しいテクノロジーが実装される様子を来場者に見ていただく機会。開幕に先立ってデモ飛行を成功できたのは意義がある」と感慨深げに語りました。
SKYDRIVEは万博開幕日となる4月13日にもデモ飛行を実施すると発表されています。7月中旬~8月下旬にはEXPOバーティポートと、万博会場の対岸にある大阪港の中央突堤に設けられた「大阪港バーティポート」を結ぶ2地点間飛行も行われる予定です。バーティポート内にとどまらない飛行は、近い将来の旅客輸送へ向けた格好のデモンストレーションとなるでしょう。
いったいいつまで「空飛ぶクルマ」なんて変な言葉をつかいつづけるのだろうか…。
「Flying car」を何も考えずに訳したんだろうけど 、「car」って「カゴ」の部分の意味あいやろ。日本語の「車(くるま)」のことではない。「くるま」ってのは、車輪のついた乗り物のこと。
たとえばエレベーターの箱でも「car」だし、飛行船のゴンドラでも「car」だが、日本人は「クルマ」とはいわんよね。
それこそ「小型ヘリ」程度でいいんじゃないのかな。それとも回転翼以外のもあるのか?
ゼロ戦より大きい、道路を走れるのか。