「オーシャンアロー」7月に20周年 ツアーや臨時列車など記念企画展開へ
特急「くろしお」に使用されている283系電車「オーシャンアロー」が2016年7月31日にデビュー20周年を迎えることを記念し、JR西日本が臨時列車の運転や記念入場券の発売などさまざまな記念企画を展開します。
「海と太陽が大好きな列車」をキャッチフレーズに登場
JR西日本は2016年6月16日(木)、特急「くろしお」(京都、新大阪~白浜、新宮など)に使用している283系電車「オーシャンアロー」が7月31日(日)にデビュー20周年を迎えることを記念し、7月1日(水)から12月31日(土)の期間、臨時列車の運転や記念入場券の発売などさまざまな取り組みを行うと発表しました。
283系電車「オーシャンアロー」は1996(平成8)年7月31日、「海と太陽が大好きな列車」をキャッチフレーズにデビュー。最高速度は130km/hで、カーブを高速で通過できる振り子装置を搭載しており、また、パノラマ構造のグリーン車や展望ラウンジなどを設けるなど、高速化と観光要素を重視している車両です。
20周年記念期間には、その企画のひとつとして記念入場券を発売。和歌山、紀伊田辺、新宮など11の駅で、7月中旬ごろから販売が開始される予定です。また、7月23日(土)から翌24日(日)にかけては、日本旅行主催の「283系『オーシャンアロー』号20周年記念ツアー」が1泊2日の日程で催行されます。車両は「オーシャンアロー」が使用される予定です。
7月31日(日)には和歌山、紀伊田辺、新宮駅で「オーシャンアロー」を使用した特急「くろしお」の出発式を開催。さらに同日には白浜~新宮間で「オーシャンアロー20周年号」も運行されます。
このほか、交通新聞社の『携帯全国時刻表』とタイアップし、6月20日(月)発売予定の7月号表紙に「オーシャンアロー」と20周年記念ロゴが掲載される取り組みも行われます。
【了】
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