神戸空港「新ターミナル」一足先に館内潜入! 「これ、”究極のシンプル”だわ…!」となる圧巻の全貌とは デッキも毛色違う!
神戸空港で供用開始される新ターミナル「第2ターミナル」。オープンを直前に控えるなか、神戸市が報道陣にむけ、その館内を公開しました。ターミナルの内部は、どのようになっているのでしょうか。
18日から5都市へチャーター便
神戸空港では2025年4月18日より新ターミナル「第2ターミナル」の供用が開始されます。オープンを直前に控えた11日、神戸市が報道陣にむけ、その館内を公開しました。ターミナルの内部は、どのようになっているのでしょうか。

第2ターミナルは、同空港の国際線受け入れにともなってオープンするもので、館内は2階建て。国際線むけ3つ、国内線むけ1つ、計4便分の搭乗待合室が設置されており、国内線(40回/日)と国際線チャーター便に対応するものとしています。また同ターミナルからの発着は、搭乗橋によるものではなく、バスで機体のそばまで行き乗り込む方式が取られます。
ターミナル内は、出発導線、到着導線など主要な旅客機能を1階に集中させ上下移動をなくしたことで、初めて利用する人にやさしく、わかりやすさを重視したものとのこと。館内はアースカラーや木目調、室内緑化を取り入れ、ロビーにそって広くガラス張りが採用され、自然光を多く取り入れられる設計が採用されています。
そして、2階部分は広場(にぎわい空間)と展望デッキが設置されています。展望デッキは滑走路に背を向けるようなレイアウトですが、そのぶん神戸の特徴である海と山を望むことができ、「飛行機を見る」ことを主目的とした、大多数の国内空港展望デッキとは異なる狙いが採用されている模様です。
神戸空港では18日より、4社の航空会社がソウル、台北、上海など近距離アジア路線5都市への国際チャーター便を就航させます。また、チャーター便とはなるものの、台北線を除いては毎日運航が計画されているとしています。
コメント