「日本最高所を走る電気バス」ついに運行開始!“電車の仲間”トロリーバスの後継 特別デザインで登場

8台が全部異なるデザイン!

「トロリーバス」の後継となる電気バスが運行開始

 2025年4月15日(火)、「立山黒部アルペンルート」が全線開通します。それに先立つ4月12日、立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光は、室堂駅から大観峰駅までを結ぶ長さ3.7キロの「立山トンネル」で新たに運行を開始する電気バスの実車を公式Xで公開しました。

Large 20250415 01

拡大画像

運行を終えた立山トンネルトロリーバス。電気バスはこの後継となる(画像:立山黒部貫光)

 立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。ケーブルカー、バス、ロープウェイなどを乗り継ぎながら、立山や黒部ダム、飛騨山脈を通過していきます。

 このうち、室堂~大観峰間で「立山トンネルトロリーバス」が運行されていましたが、更新に必要な車両部品の調達が難しくなったことから、2024年11月30日で営業運転を終え、12月1日付で廃止されました。

 今回導入される電気バスは、このトロリーバスの後継となるもので、アルペンルートを代表する四季折々の風景や、立山エリアを舞台とした映画『おおかみこどもの雨と雪』とコラボした全8台のラッピングバスが登場します。全ての車両が異なるラッピングデザインとなります。

 室堂駅は標高2450m、大観峰駅は標高2316mもあり、新たな電気バスは日本最高所を走る電気バスとなります。

【画像】これが「日本で最も高い場所を走る電気バス」のデザインです

最新記事

コメント