「港の見える丘公園」に“ヒミツの地下トンネル”建設中 「関わってます」とアピールした首都高 なぜ??
2025年現在、横浜の定番デートスポット「港の見える丘公園」の地下でトンネルが建設されています。一体どんなトンネルなのでしょうか。
首都高は横浜高速鉄道に代わって、車両留置場を整備する用地取得に必要な交渉や事務を行っています。

「(横浜高速鉄道に限らず)自治体などでは人員が不足しているほか、用地に関する業務は書類の作成なども煩雑です。そこで、首都高が道路事業で培った長年の実績とノウハウを活かし、地方公共団体や鉄道事業者などの用地関係業務のお手伝いをしています」(首都高速道路 海外・社会インフラ事業部 新垣博史部長)
また、横浜高速鉄道が首都高を選んだのは「リニアの実績があったから」だそう。
実はリニア中央新幹線の用地業務は、首都高をはじめNEXCOや阪神高速など、複数の道路事業者が関わっています。こうしたコンサルティング業務は道路会社の新たなビジネスとなっており、首都高もさらに推進する構えです。
ちなみに、みなとみらい線は都市部かつ4.1kmの路線ということもあり、国の答申でも将来的な「根岸方面への延伸時に車両留置線を整備することが合理的」とされ、東急の車庫を間借りする形で開業しました。しかし、根岸方面への延伸は事業性に課題があるため、横浜市も長期的に取り組む路線としていて、計画は動いていません。横浜高速鉄道は「車両留置場の整備は根岸延伸とは関係がない」としています。
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