「港の見える丘公園」に“ヒミツの地下トンネル”建設中 「関わってます」とアピールした首都高 なぜ??

2025年現在、横浜の定番デートスポット「港の見える丘公園」の地下でトンネルが建設されています。一体どんなトンネルなのでしょうか。

「港の見える丘公園ぶち抜きトンネル」って何じゃそりゃ!?

 2025年現在、横浜の定番デートスポット「港の見える丘公園」の地下でトンネルが建設されています。

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矢印が港の見える丘公園。手前の高架道路は首都高K3狩場線(画像:PIXTA)。

 これに首都高グループが関わっていると、2025年4月16日の会見で首都高速道路の寺山 徹社長がアピールしました。どういうことなのでしょうか。

 このトンネルは鉄道用、横浜高速鉄道みなとみらい線のトンネルです。終点である地下駅の元町・中華街駅から先へ延伸するように、港の見える丘公園の地下を貫く約592mのトンネルとして建設されています。

 ただ、完成後も一般人はまず見ることがない施設です。このトンネルは「車両留置場」として建設され、回送列車が行き来する見込みです。

 みなとみらい線は2004年に開業しましたが、車両基地としては直通運転先である東急東横線の元住吉車庫を間借りしています。しかし、東急が相鉄線などと直通運転を拡大するなかで車両増備が必要となり、横浜高速鉄道に退去を求めました。横浜高速鉄道は東急や地元との協議を重ね、2023年から所属車両4編成を留置する施設を新設する工事が始まりました。

 この事業に首都高グループが、2024年11月から「用地補償コンサルティング」で関わっています。

【えーー!!】これが「港の見える丘公園の地下トンネル」です(地図/画像)

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