“関越の向こう”で部分開通した幹線道路の“緊急安全対策”完了 「危ない」指摘の信号ナシ交差点 東京「放射7号」
東京都第四建設事務所は2025年4月11日、暫定開通したばかりの「放射7号」の交差点で、追加の「安全対策工事」を完了しました。この場所は開通後も信号機が設けられず、かねて危険性が指摘されていました。
信号なくて大丈夫か→やっぱり付けます
東京都第四建設事務所は2025年4月11日、暫定開通したばかりの「放射7号」の交差点で、追加の「安全対策工事」を完了しました。この場所は開通後も信号機が設けられず、かねて危険性が指摘されていました。

放射7号は東京都心から関越道の練馬IC・大泉IC方面へ延びる「目白通り」の延伸部にあたります。練馬区内の終点「北園」交差点の先にある墓地の移転が進まず支障となっているため、西東京市側から部分開通し、2月16日には西東京市境からさらに約1km、練馬区側へ延伸しました。
緊急の安全対策が施されたのは、この西東京市・練馬区境にあたる「福泉寺通り」との交差点です。福泉寺通りは大型バスも通行する都市計画道路ですが、隣の信号(放射7号に並行する「したみち通り」との交点)との距離が近すぎるため、放射7号交点への信号機の設置は見送られ、一時停止の規制のみで処理されています。しかし開通後、危険だとして市議会・区議会でも安全対策が議論されていました。
今回、一時停止標識の追加(放射7号側が一時停止)、ポストコーンなどによる交差点の縮小化、交差点のカラー舗装などが施工し直されています。実際通ってみると、反射材付きのポストコーンなどが非常に多く、夜間にクルマから見た交差点の視認性が向上したことが分かります。
第四建設事務所はかねて、この場所への信号機設置は、北園交差点までの「全線交通解放時」に行い、その時に隣の信号を廃止するとしていました。しかし今回、この追加の安全対策工事とともに「関係機関と連携を図りながら、信号機の設置について手続きを進めています」としています。
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