アメリカより先行っていた!?「日本初の四駆」富士山の麓で快音を奏でた!「唯一無二のエンジン音、ぜひ聞いて」

太平洋戦争において旧日本軍が使用した九五式小型乗用車、通称「くろがね四起」は、日本初の実用4輪です。日本では希少な実走可能な車体が、このたび陸上自衛隊の駒門駐屯地で展示されたので見てきました。

【映像】快調だなぁ! これが「日本初の実用四駆」のエンジン音です

2025(令和7)年4月18日、静岡県御殿場市の駒門駐屯地で行われた創立記念祭で展示された、九五式小型乗用車「くろがね四起」のエンジン始動シーン。排気量1300ccのV型2気筒OHV強制空冷エンジンが快調に作動音を奏でている(吉川和篤撮影)

【画像】ホントにV型空冷だ! 日本初の4輪駆動車のエンジンを見る

Writer:

1964年、香川県生まれ。イタリアやドイツ、日本の兵器や戦史研究を行い、軍事雑誌や模型雑誌で連載を行う。イラストも描き、自著の表紙や挿絵も製作。著書に「九七式中戦車写真集」や「イタリアの中戦車・重戦車写真集 」、「イタリア軍写真集」など。

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