神戸の「LRT構想」実現なるか?ウォーターフロント地区の再開発で検討へ 東西方向の移動が便利に!?
果たして実現なるか?
神戸市が「新たな交通システム」を検討
神戸市は2025年4月、ウォーターフロントの再開発の方向性を示すグランドデザインを策定。このグランドデザインに、新たな交通システムとして、LRT(低床車両での運行を前提とした路面電車)などの導入を検討していく方針を盛り込みました。

今回策定されたグランドデザインは、2040年頃のウォーターフロント地区の将来イメージを示したものです。
具体的には、三宮などのターミナル駅からのアクセスや、ウォーターフロント地区における東西方向の移動を円滑化するため、LRTやBRT(バス高速輸送システム)などの新たな交通システムの導入を検討するとしています。
ウォーターフロントのエントランスとなる京橋エリアでは、船溜まりを埋め立てるほか、賑わい施設を誘致する方針。公開された将来イメージにはLRTのような乗り物が描かれています。
神戸市は以前から、新たな交通手段としてLRTやBRTの導入可能性を検討しており、市の総合交通計画にも盛り込んでいます。その一環として、都心~ウォーターフロント間で2021年4月から連節バス「ポートループ」(運行事業者は神姫バス)の運行が開始されました。
また、神姫バスやみなと観光バス、WILLER ALLIANCE、阪急電鉄、阪神電鉄といった事業者が、LRTやBRTの導入可能性に関する事業計画のアイディアを検討したこともあります。
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