中国空母 今度はフィリピン近海で艦載機“飛ばしまくり”! 自衛隊が確認 お供の軍艦も複数
海中には潜水艦もいたのでしょうか。
約1か月にわたり西太平洋をウロウロ
防衛省・統合幕僚監部は、2025年4月23日(水)から25日(金)にかけて、中国海軍の大型空母を含む複数の艦艇が、太平洋上を航行していることを確認したと発表しました。

確認されたのは、クズネツォフ級空母「山東」と、レンハイ級ミサイル駆逐艦、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦、ジャンカイII級フリゲートなどで、この期間中に空母「山東」の艦載戦闘機やヘリコプターの発着艦を合計で約130回確認したといいます。
これら中国海軍艦艇は、23日は宮古島の南約700km付近、24日は与那国島の南約660km付近、25日は与那国島の南約520km付近におり、25日には「山東」を含む複数の海軍艦艇が南シナ海へ向けて西進しています。
これに対し、海上自衛隊は佐世保基地の第5護衛隊に所属する護衛艦「ありあけ」が、警戒監視・情報収集を行いました。
「山東」は2019年12月に就役した中国初の国産空母で、2023年4月に初めて太平洋を航行したのが確認されています。
なお、今回「山東」は4月1日から西太平洋を航行しており、約1か月にわたって戦闘機やヘリコプターの発着艦を繰り返しながら、日本とフィリピンの間に広がる公海上を行ったり来たりしていた形になります。
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