在来線版「ドクターイエロー」、医療技術が向上 やはり会えたら幸運? JR東海

「新幹線のお医者さん」とも呼ばれる「ドクターイエロー」。実は在来線にも同様の車両が存在しており、そのひとつであるJR東海の「在来線のお医者さん」が2016年4月、能力を向上させています。果たしてどんな高度な“医療技術”を持ったのか、列車に同乗し、体験してきました。

台車がひとつ多い「ドクター東海」2号車の秘密

 3両編成の「ドクター東海」、その2両目は線路設備を検査する車両で、台車がみっつあります。一般的な前後ひとつずつの台車ほか、中央にも台車を備え、簡単にいえばこの中央の台車がどれだけ上下左右にずれるかで、線路のゆがみを測定するのです。25cm間隔で、mm単位のずれを測定できるといいます。

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台車が1両にみっつある「ドクター東海」の2号車(2016年5月、恵 知仁撮影)。

 この線路設備の検査についても、今年4月に機能向上が図られました。レールはボルトで、地上側に置かれた枕木などと締結されています。このボルトの緩みについて従来は、白線を横にひいたキャップをボルトにかぶせ、その白線がどれだけ回転したか、「ドクター東海」からカメラ画像をチェックする形で確認していました。しかしこの方法では、ボルトにキャップをかぶせなくてはなりません。

 そこで「ドクター東海」は今回、2次元レーザーを使ってボルトの高さを測定し、緩みを確認する方式に変更しました。これにより、JR東海の各在来線合計で660万個も使われているキャップが不要になるため、年間およそ1600万円のコスト削減が実現するとのこと。ちなみに、ボルトの高さは0.1mm単位でチェックできるそうです。

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線路設備を検査する「ドクター東海」2両目の車内。機器やモニターが並ぶ(2016年5月、恵 知仁撮影)。

 また「線路」は、レールがバラスト(石)などの上に敷かれる形で構成されていますが、このレールの下にある部分(道床)についても今回、その断面形状を測定できるようになりました。バラストの積みかたに異常がないかなど、走りながら確認が可能です。このほかレールのつぎ目にある隙間や、レール同士を連結するボルトのチェック機能も強化されています。

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コメント

2件のコメント

  1. Dr東海さんは検査をするだけで医療行為と認めうる保線作業や修繕は行いません。「医療技術が高度に」というはちょいと違うんじゃないすか?

  2. 厚労省や、消費者庁からおとがめがくるかもしれません。

    検査技術なら汎用性があります

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