元・小田急の西武電車 じつは“入線ムリ!”な箇所とは? 試運転ムービーで判明「走れない」納得のワケ
西武鉄道がサステナ車両8000系の試運転の動画を公開しました。営業では入線しない西武各線を走行して試験が行われましたが、実は試運転でも走行できなかった路線や区間があるのです。
【再生】西武ほぼ全線を走破! 貴重な8000系走行シーン(動画)
Writer: 柴田東吾(鉄道趣味ライター)
1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。
小田急8000形は6両編成だけではなく、4両編成もある。4両編成の8000形は西武に入らないのでしょうか。
そもそも、西武の車両でも走らない車両が多いところじゃん。
西武で誘導モーターによる車両を低価格で増備するなら、小田急8000系を解体し、電気品のみを西武2000系のものと交換するのが良いと思う。小田急規格を西武規格に合わせて改造するよりは、慣れている2000系を活かして再利用する方がベスト。既に9000系が101系電気品から誘導モーターによる電気品に交換した事例がある。むしろこんなことが分かっているなら9000系を活かした方が良かった。