米空母またも「海に戦闘機落としました」約1週間で2機も失う 実は同件以外にも事故が多発している?

数日間で立て続けに事故が発生。

事故が多発する空母「ハリー・S・トルーマン」

 アメリカ海軍の原子力航空母艦「ハリー・S・トルーマン」の艦載機であるF/A-18E/F「スーパーホーネット」が2025年5月6日、再び海中に没したとアメリカメディアが報じました。

Large 20250509 01

拡大画像

着艦体制に入るF/A-18E/F「スーパーホーネット」(画像:アメリカ海軍)

 同艦は紅海で、イエメンの反政府組織であるフーシ派との戦闘やスエズ運河を通過する商船の護衛を行っています。

 事故は夜間の着艦時に発生。第11戦闘攻撃飛行隊「レッド・リッパーズ」に所属する2人乗りのF/A-18Fがアレスティングワイヤーをとらえられず、そのまま海に落ちて沈んだようです。

 なお、機体に乗っていたパイロットと兵装システム士官は脱出したため、無事だったとのことです。

 詳細な事故原因は明らかとなっていませんが、着艦時の事故だったということで、機内に搭載されたアレスティングフックか、飛行甲板上のアレスティングワイヤーの不具合が疑われています。

 通常の固定翼機の場合、空母甲板上で機体を着艦させるためには、機内に搭載されたアレスティングフックを、空母甲板上に複数張られたアレスティングワイヤーに引っかける必要があります。

 空母「ハリー・S・トルーマン」に関しては、4月28日にも、紅海で回避行動中に単座のF/A-18Eと牽引トラクター1台を海に落とす事故を起こしています。

 また2024年12月に発生した誤射でも同艦所属F/A-18E/Fが撃墜されておりこれで紅海で展開後の艦載機の事故は3例目となります。さらに、空母「ハリー・S・トルーマン」自体も2025年2月にはスエズ運河で商船との衝突事故も起こしており、この事故により艦長が交代した直後に立て続けの事故が起きることとなりました。

 ちなみに、F/A-18E/Fは1機約5600万ドルといわれています。

※一部修正しました(5月9日18時45分)。

【画像】ほ、ホントに引っかけるだけ!? これが着艦に使うワイヤーです

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 意図的か分からないが同空母打撃群としては

    去年12月21日にも打撃群所属

    巡洋艦ゲティスバーグが同空母艦載F/A-18Fを

    誤射撃墜していることは書かないのでしょうか?

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号