トランプ命名 車の「ボウリング球テスト」一体何のため? 日本の交通事故死者削減に直結 アメリカには不必要?
アメリカによるクルマ部品への追加関税が発動。トランプ大統領は米国内で実施されていないことを背景に、日本の車両安全規制を「ボウリング球テスト」と称してやり玉にあげました。この検査、日本にとって実はかなり重要。日米の交通環境の違いから説明します
【スゴイ速さでボンッ!】これが「ボウリング球テスト」です(動画 3:32頃~)
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
ナスバだとアセスメントになるから法的義務がない話になる
正しくは国連のUNECEのUN R127試験で頭部衝突性能試験がある。
これはそれを採用している欧州や日本では法的義務
アメリカは独自のFMVSSが法的義務だけど、これには頭部衝突性能試験がない
参考に、欧州車もこの頭部衝突性能試験を実施している
ナスバはUN R127の基準を厳しくして情報提供しているだけ