F-35Aが弱いは大間違い? F-15Eに完全勝利 最新鋭ステルス戦闘機、下馬評を一蹴

さらに強くなる可能性を持つF-35

 アメリカ空軍はF-35Aの「初期作戦能力」獲得、すなわち実戦配備を、今年2016年8月から12月中に行えるであろうと見込んでいます。また、アメリカ海兵隊が配備する短距離離陸・垂直着陸型F-35Bは昨年7月に初期作戦能力を獲得済みであり、残るひとつ、アメリカ海軍の艦上戦闘機型F-35Cも2017年に実用化の見込みです。

 さらに、航空自衛隊向けのF-35A初号機はまもなく完成し、飛行試験を開始する予定で、今年9月までにはアメリカ本土において航空自衛隊へ引き渡されます。

 またF-35が搭載するソフトウエアについて、完全作戦能力を得る「ブロック3F」が来年にも完成。以降、2年毎に「ブロック4」「ブロック5」とアップグレードが適用され、今後、その戦闘能力は増していくことになるでしょう。

 F-35は、未だに“配備の見込みも立たない戦闘機”であると勘違いされることが少なくないようですが、もはや開発途上の戦闘機とはいえない段階にまで到達しています。

【了】

テーマ特集「【F-35特集】気になる価格や性能、自衛隊による調達から諸外国の配備事情まで徹底解説」へ

Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)

1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

12件のコメント

  1. でもさぁ。ペンタゴンの運用マニュアルは近接戦闘弱すぎるので、出撃の際は護衛の戦闘機つけろってことになったのでは!?
    そしたら、ステルス性が意味を半減するし、日本の場合、領空侵犯のスクランブルをファントムに代えてなんで、大丈夫なんだろか??
    F15だして、後ろにバックアップとして使用なら、スクランブル時通常2機のところ4機出したら、経費大変!!てか、そんな余力空自にはないでしょ

  2. 燃料満タン、重装備のF15なら圧勝。
    自分ならF35が近づいて来たら、
    燃料、地対空ミサイルも捨て軽量化して戦闘に望みますよ!
    その方が、最高スピードも旋回能力も上がり戦闘能力もアップ
    空中線の戦略で燃料満タンなんてありえない。戦闘機の事は知らないけど機体の耐久性とMAXで何分間の戦闘が可能か知りたい。
    将来的にはコンピュータ無人かパイロットかで変わるのか。

  3. "ドッグファイト"の内容が気になる。
    まさか現実には殆どありえない機関砲の撃ち合いで決着とかでは...。

  4. 引用元とされるアメリカ空軍の公式サイトニュースを見た。
    6/22の記事では確かに「88回の出撃計画において88回出撃し、任務出撃率100%を達成。さらに同機は16発の誘導爆弾を投下し、うち15発を目標に命中させ94%の撃破率を達成しました。」という内容は確認できた。
    しかし、「F-15Eとドッグファイトした。」なんてどこにも書いてない。F-15Eについては「F-15Eとの統合はうまくいっている。」という内容のみ。
    筆者は一体どこの記事を引用したんだ?

    • 米空軍が「F15SEとドッグファイトして被撃墜率ゼロ」と言っているのは本当らしい。
      元記事はついに確認できなかったが、「航空ビジネス短信:T2」にこの件に関するもっと突っ込んだ記事を見つけた。「War is Boring」の記事の和訳だがお勧めです。「米空軍広報 F35」でググるとトップに出てきます。
      しかし、あんなイラストだけで「F15に圧勝」とか言われてもねえ…。いくらなんでも盛りすぎでしょ。

  5. ラプターは実戦経験無しのまま引退の可能性があるし
    そもそもステルス機の実戦データが皆無な状態ではF35の実力は判断できない。

  6. F15eか、きついだろうね
    そもそもが色々きつい気がするが
    使い方間違ってるが、スナイパーポットで探すかかな
    マベリックのシーカーで探すか、irの目が無いのがね
    レーダーとインテグレート出来れば、そこせこ使えるんだけど

  7. F-15Eこそ、攻撃機寄りのマルチロール機だろ
    F-15Cとかに勝たないと意味がないんじゃない

    • f-15eの空戦性能をなめてはいけない、f-15cに及ばないと言ってもf-15eが完敗する相手にf-15cが食らいつけるほどの空対空性能差はない。

  8. 答えなんて簡単、ドックファイト前に見つけて終わりでしょう。何のためのステルスと高性能ミサイルなのか考えればだれでもわかる。
    ただし、だからこそ専守防衛日本には向いていないんだけどな。

  9. 攻撃能力が高いって事と、使えるって事は別だと思う。

    尖閣近辺の空は、近距離の寸止めによる模擬戦が主体だ。
    遠くから攻撃してはいおしまいは政治的にアウト。
    つまり高いドックファイトの性能が要求される現場。

    F-35はその激務に耐えられるか?

  10. 実際にはF-22とF-35の組み合わせとF-15EとF-16Cの組み合わせの空戦だったみたいですよ。F-22がいればこのスコアも。無理にF-35を持ち上げる米軍の発表でした。