形は似てるけど「オスプレイ」の後継機じゃない!? 新型ティルトローター機 MV-75と命名される

V-280「バロー」をベースにした機体。

陸軍の重要なヘリコプターを置き換える存在

 ベル・ヘリコプターは2025年5月15日、アメリカ陸軍用に開発している新型ティルトローター機がMV-75と命名されたと発表しました。

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MV-75と命名された将来型長距離強襲機(FLRAA)(画像:ベル・ヘリコプター)

 同機はアメリカ陸軍の将来型長距離強襲機(Future Long-Range Assault Aircraft:FLRAA)計画で調達される機体で、左右に動力付きローターを装備し、ヘリコプターのように垂直離陸した後、上昇後はローター軸を前方に向けてターボプロップ機にように飛行する機体となります。

 このタイプの機体では、アメリカ空軍及び海兵隊や日本の陸上自衛隊が運用しており同じくベル製のV-22「オスプレイ」が有名ですが、同機はオスプレイの後継ではなく、シコルスキー製のヘリコプターであるUH-60「ブラック・ホーク」や特殊部隊仕様のMH-60M「ブラックホーク」を置き換える予定の機体です。

  MV-75はベルとロッキード・マーチンが共同開発しているV-280「バロー」をベースにした機体で、詳細な設計は2025年末までに最終決定される予定のようです。陸軍がティルトローター機をブラックホークの後継として選定した決め手としては、ヘリコプターよりも高い速度や後続距離の長さといった要素があるようです。

 機体設計が確定後は、実験機の製造が始まり、早ければ2028年末には、ケンタッキー州フォート・キャンベル基地の第101空挺師団向けに最初の機体が納入されます。

【画像】MV-75のベース! テスト飛行するV-280「バロー」

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