二度見不可避なビジュ!! 「段ボールみたいなエアバスの新型貨物機」デビューへ一歩前進 主翼が完成
ついに!
26年にも初飛行か
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスが開発を進めている新型貨物専用機「A350F」。同社の公式SNSアカウントが、この機体の主翼が完成したと報じました。

A350FはJAL(日本航空)が導入したエアバス社の主力旅客機「A350」をベースにした貨物専用機。111tのペイロード(運搬能力)をもつほか、大型貨物の積み下ろしに不可欠な胴体後部の大型貨物ドアも、旅客機ベース貨物専用機のなかでもっとも大き4.3メートル幅の開口部を持つものを設置するといいます。試験飛行の開始は、2026年から2027年の予定です。
また、A350F試験機はかなり個性的なデザインとなる予定です。この機体では、宅配便などで用いられる段ボール箱をモチーフとした、茶色のカラーリングをまといます。これは機体デザインを、公募案から選ぶという取り組みの結果とのことです。
エアバスによると、この主翼はブロートン工場で作られ、今後は同社のパーツ輸送のために作られた特別輸送機「ベルーガXL」でブレーメンへ輸送されるとのことです。
Writer: 乗りものニュース編集部
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