新幹線駅の最寄りインターほぼ直結「大規模イオン」10月開業へ 長野県最大級のイオンモール須坂 すぐ近くに“廃線”
長野県須坂市に「イオンモール須坂」が10月3日(金)にオープンします。
廃駅の近くに「イオンモール須坂」開業
イオンモールは2025年6月5日、長野県須坂市に「イオンモール須坂」が10月3日(金)にオープンすると発表しました。

場所は上信越道の須坂長野東ICを下りてすぐで、長野駅からも一本道という場所です。延床面積は約9万1000平方メートル、総賃貸面積約6万3000平方メートルで、長野県内最大級の規模となります。
約170の専門店が出店予定で、長野県初出店が57店舗、北信初出店が45店舗を数えます。北信地域で初となるIMAXシアターを備えたシネマコンプレックスや、大型アミューズメント施設「ASOBLE」など、多彩なエンタメ機能も備えているといいます。
地域との連携にも注力しており、地元高校と協力した庭園「SUZAKAノ庭縁」や、「SUZAKA蔵」など地元食文化を発信する食物販ゾーンも整備。また、太陽光発電の導入やEV充電ステーションの設置など、地域密着と未来志向を融合させた新たな交流拠点になるといいます。
また、イオン店内の買い物用カートに携帯端末を載せて使う「レジゴー」サービスに加えて、「近未来を連想する形状の重量検知が可能な新型カート」を展開するそうです。この新カートの実運用は全国初(試験運用店舗を除く)だそうです。
この施設は須坂市が進める産業団地開発計画の核となる「観光集客施設」の位置づけです。これに合わせて周辺の道路整備が進んでいます。付近には2012年まで長野電鉄屋代線(屋代―須坂)が通り、井上駅が設けられていましたが、同駅前後の廃線跡は国道403号をくぐる道路に生まれかわっています。
コメント